「梅たべるかい?」
「梅やろうか?」
海の帰り道 散歩してたおばあちゃんに
そう声をかけられました
「えっ?梅??あ、く、くださいください、食べたいですっ」
チューニングをおばあちゃんサイドにすかさず合わせますと
割烹着からおもむろにキャンディーの袋をとりだして
「あぁ、アメだった、ウメとアメとまちがっちゃったねぇ、、
アメやろうか?」
といって全く臆する事なくブドウのキャンディーをふたっつくれました、
すっぱいからあま〜いへ、しかしおばあちゃんの瞳はまったくぶれてません
彼女にとってそんな事はちっちゃなことなんだね
、、、思いがけないご褒美に今日はなんかいいことしたっけな?
と、バス停で飴玉をひとつ口にいれて振り返ってみたところ
、、、特に思い当たる節はなかったのですが
3月11日以降それまでより、毎日大事に感じるようになった
生きているという事をね、以前より大切にしているんだろうな、、
なーんて思ってたら、バスが来た
おばあちゃん、ご褒美ありがとう、おいしかったよ





